iPhoneとライカの撮影の仕方の違い
コトバ遊びの桃壱です。今日はよく言われるiPhoneとライカの撮影の仕方の違いについてお話ししたいと思います。ライカって何が違うのか、というところも含めて撮影の仕方に焦点を当てて、5つのポイントを紹介します。
1. 色味の違い
まず1つ目は、iPhoneにはパソコン内でチップが入っていて、色味調整をしている感じがあるのですが、ライカはその色味が「エモいです」。ここがかなり違う部分で、色味に引かれて高いお金を出してライカを買うという方もいらっしゃると思います。
2. ピントの合い方
次に2つ目。iPhoneでは全部ピントが合うのが特徴ですが、ライカのM型とSLシリーズでは、M型ライカはピントがマニュアルです。このマニュアルピントのおかげで、ピントをわざとずらしたりする写真を撮ったり、ボケ味を選んだりすることができるのがM型ライカの特徴です。iPhoneにもF値はありますが、ボケ味の美しさを楽しむのはM型ライカならではです。
3. 失敗も楽しむM型ライカ
3つ目は、iPhoneでは気軽に撮れるのが魅力ですが、M型ライカを持っていくというのは「失敗するのも楽しむ」ことです。これおかしな言い方かもしれませんが、うまくいった時のギャップや、狙いを定めてストーリーを切り取る感覚がM型ライカにはあります。写真を撮るとき、その瞬間のストーリーを切り取ることができるという点が、M型ライカの特徴だと思います。
4. iPhoneでできない撮り方
4つ目は、iPhoneではできない撮り方がM型ライカでできることです。例えば、ファッションスナップやポートレート写真など、iPhoneでは外で撮るのが難しい場合でも、ライカで撮ると雰囲気が変わります。スナップショットならライカを持っていっても「撮らせてください」と言いやすく、雰囲気を変えて撮れるのがライカの特徴です。
5. 作品作りの幅広さ
最後に5つ目。iPhoneでは、かなり素晴らしい作品作りができます。iPhoneで撮った映画の作例を見たことがあるかもしれませんが、十分にすごい作品が撮れるんです。しかし、ライカのすごいところは、日常の写真から写真家が撮りたい写真にストーリーを持たせて撮れることです。ライカはピントをマニュアルで合わせなければいけませんが、設定を気軽に変えて素晴らしい写真が撮れる点が特徴です。さらに、スタジオ写真のようにストロボ連動させて撮影もできるなど、幅広い撮影が可能です。